寝違えについて
朝起きたら首の周辺が痛いと言う事は経験をしたことがある人が多いものです。寝相が悪かったり、ひどく疲れていてすぐに眠ってしまった場合などに起きやすく、またひどいときには首を動かすのが辛いと言う時も少なくありません。
しかし眠っているときには痛みを感じないのに、朝起きると痛みを感じると言うことが多く、起きる時に痛めたのではないかと考える人も少なくありません。しかし実際には、眠っているときの姿勢が大きな原因となるのです。
寝違えの原因とは
寝違えの原因は眠っているときに同じ姿勢をとっており、朝起きたときに急激に動かすことからそれまで動かなかった筋肉が急に動かされることで肉離れを起こしてしまうことによります。
急激に準備運動もせずに体を動かすと肉離れを起こしてしまうのと同じ原理で、そのために朝起きて急に痛みが発生すると言うことになるのです。
寝違えには2種類あります
また寝違えには大きく分けて2つのパターンがあり、1つは筋肉の外側の筋膜を痛めている場合と、もう一つは筋肉の内部を痛めてしまっている場合があります。
筋膜の場合にはしばらくすると痛みが和らぎますが、筋肉の内部を痛めてしまっている場合には何らかの処置が必要になることもあるので、注意をしなければなりません。
場合によっては医師の診断を受けることが必要になる場合があるため、なかなか痛みが引かない場合には医師に診てもらうことが必要です。
寝違えも放置すると危険です
寝違えは基本的には1時的なものですが、その発生のメカニズムは運動を急激に行った時と全く同じであるため、その度合いによっては捻挫や神経痛と同じ状況となる場合も少なくありません。
そのため、痛みが長く続くようであれば、医師の診察を受けその指示に従うことが必要となります。寝違えを決して甘くみてはいけません。
寝違えでお悩みの方は当院へご相談ください。
首は体の部位の中で特に重要な部位になります。首に問題があるまま生活を送ることは常に半身麻痺などのリスクを背負うことにもなります。
首に何かしらの違和感を感じたらすぐに当院へご相談ください。